外れにくい肩当てはありませんか?
ブリッジ型のバイオリンの肩当てが外れやすくて困っています。お客様からのご質問です。
アマチュアのオーケストラの演奏会聴きに行ってみると、必ずバイオリンやヴィオラの誰かが弾く前に落としていますね。
でも肩当ては基本的には着脱するものなので、外れるのは当たり前なのです。楽器に付いたまま外れなくなってしまったら困ります。
また、いくら楽器にしっかり落ちないように装着できたとしても、装着、着脱時にすぐに簡単に取れずに、力任せにやった結果、楽器にキズをつけてしまったなどのようなことが起こっては困るでしょう。
外れることが前提のブリッジ型肩当てですが、でもちょっとしたコツでそれを外れにくくすることはできます。
今回はブリッジ型の肩当てが外れやすくて困っている方に装着時のちょっとしたコツをお教えいたします。
そして、TVや生でコンチェルトやリサイタルを聴く機会があったら、プロの演奏家が演奏の合間に何をしているか?
それがヒントです。見て何だそんなことかなどと言わないでくださいね。プロの演奏家たちが皆やっていることなのですから・・
なかなか、曲間は編集でカットされてしまったり、オケの間奏が入るところはソリスト以外の指揮者やオケ奏者を撮影していたりと、なかなか「その瞬間」を捉えた映像が探せなかったのですが、執拗なYouTube捜索の結果、たまたま韓国の女性バイオリン奏者、Kim Bomsori(キム ボムソリ)の動画中に多く捕えることができましたので、それらをここにご披露いたします。彼女の演奏前、曲間などのしぐさにご注目ください。
もちろん、Kim Bomsori(キム ボムソリ)の演奏にも注目してください。彼女は
仙台国際音楽コンクール入賞(2010)
中国国際ヴァイオリンコンクール1位 (2011)
ヨーゼフ・ヨアヒム国際ヴァイオリンコンクール5位( 2012)
仙台国際音楽コンクール5位(2013)
ARDミュンヘン国際音楽コンクールで最高位( 2013)
チャイコフスキー国際コンクール5位(2015)
モントリオール国際音楽コンクール2位(2016)
何でもコンクール荒しとも呼ばれているそうで、ざっとこれだけの華々しいコンクール歴を持つバイオリニストです。