ストラディヴァリウス300年目のキセキ展を見に六本木の森アーツセンターギャラリーに行ってきました

2018/10/29
ストラディヴァリウス300年目のキセキ展

東京六本木森アーツセンターギャラリーで開催されたストラディヴァリウス300年目のキセキ展に行って来ました

 

 

ストラディヴァリウス300年目のキセキ展が去る2018年10月9日~15日、東京六本木、森アーツセンターギャラリーで開催されました。

 

一週間という短い期間、そして開催が東京のみということだったので、残念ながら行きたくても行けなかった方もいらっしゃったかとは思います。
会期中は展示している楽器を使ってのライブ演奏や、貴重なストラディヴァリ自身が使用していた道具なども展示され、私にとってはまさに夢のような一週間でした。

 

ZOZOTOWNの社長である前澤友作氏がこの展示会の直前に、展示作品の一つである ストラディヴァリ黄金期のヴァイオリン、Stradivarius 1917 “Hamma”(ハンマ)を購入したことは、ニュースでも大きく取り上げられたので、皆さんストラディヴァリのことやこの展示会のことはご存知の方も多かったのではないでしょうか。
前澤社長にとっては、ジェット機やバスキアの絵、そして月旅行!に比べたら、ストラディヴァリの一台なんてほんの軽い出費だったかもしれませんが、ヴァイオリンとしては価格も世界最高峰、ゲスの勘繰りですが、いったいおいくらだったのでしょうか。

 

そのようなことでもこの展示会は話題になったかと思うのですが、実際にこれだけの数のストラディヴァリを集めるのは並大抵のことではなかったと思います。それには実行委員長の中澤創太氏の功績が大きいと思います。それにしても、まさに奇跡の一週間だったのではないかと思いました。

 

イタリア・クレモナの楽器製作者、アントニオ・ストラディヴァリ(1644~1737)の楽器は、アマティ、グァルネリとともに三大名器と呼ばれ、
数多くの名演奏家に愛奏されるのはもちろん、スペイン国王やローマ法王が所蔵し、またマリー・アントワネットもその音を聴いていたとか。どれも歴史的な背景がすごい楽器ばかりです。

 

この展示会は、クレモナのヴァイオリン博物館や英国王立音楽院、そして実際に演奏しているプレーヤーや個人所有者などの協力の下、アントニオ・ストラディヴァリによる18挺のヴァイオリンをはじめ、希少なヴィオラやチェロ、そしてギターも展示されました。

 

まず今回は会場でしか購入できなかったお宝の品々、記念グッズをご紹介したいと思います。