ドイツ 新作 バイオリン弓の販売情報 Andreas Dörfler 入荷しました
今回も特に材料の良いものだけを選び出しました。スマート、細身で、クリアな色のスティックはぱっと見にはフレンチボウかと見紛うほど
以前もご紹介したことがありますが、この Andreas Dörfler の弓はいわゆる工房作の中に優れたものが混じっていることがあります。
おそらく、数人の弟子によって工房作の弓は作られているのだと思いますが、その中(誰かはわかりませんが)に一人センスの良い職人がいるのではないかと私はにらんでいます。
だいたいの弓はドイツボウにありがちなもっさりした作りなのですが、それとは違ったスマートなフレンチスタイルの弓が混じってくるからです。
そのスマートな弓が混じっているとき、それを引っこ抜くようにしています。そして、そのスマートなものは、本人作と言うような高価格品にはまず無く、より低価格帯の弓の方に存在しています。
ゆえに、弟子の中、職人の中にセンスの良い奴がいるのではと私は推測しているわけです。
そういうわけで、数は少ないのですが、今回も良いものを選び出すことができました。
165,000円(税込)の弓と、220,000円(税込)の弓それぞれ1本ずつ仕入れましたが、性能的には、165,000円のものでも充分なものを持っているように思いますが、220,000円の方は、よりスティックが細身でスマート。細身がお好みの方には最適の弓と言えるでしょう。
そして材料がとても綺麗なのです。(写真では上手く撮れていませんがバイオリンの裏板の杢のような模様がくっきり見えます)
先に書きましたように、入荷は不定期、そして数もこのタイプは少ないので、もしご興味のある方はどうぞお早めにご覧にいらしてください。