バイオリンの練習、レッスンに役に立つ練習曲、おけいこ名曲CD

2018/02/09
バイオリン カイザー練習曲 CD 島根恵

バイオリンの練習、レッスンに役に立つ、練習曲、おけいこ名曲のCDをご紹介いたします

 

練習曲、エチュードというととかく正確に弾かなくてはと機械的な演奏になってしまうことが少なくありません。そうすると音も死んでしまって血の通った音楽ではなくなってしまっている そんな演奏を聴いた経験はないでしょうか。

 

確かに、練習曲はそれぞれ一曲一曲が、課題を決めてそれを達成するために書かれていることが多いので、演奏者が余計な解釈をしたり、恣意的な演奏をしてしまうのは問題はあるでしょう。しかしそれだからと言って、全く無表情に、上記のような死んだ音で弾いてしまったら練習に全くなりません。

 

弾けないからゆっくりなテンポで一音ずつさらう その姿勢は弾き飛ばしてしまったり、音を間違ってもそのまま弾き進んでしまうよりは、はるかに良いと思いますが、とかくゆっくり弾くと表情が機械的になり、音が死んでしまいがちです。いくらゆっくりさらうときでも、音楽的に歌うところは歌ったり、音の進行に合わせて表情を付けて弾くべきだと思います。

 

練習曲を弾くときには正確に機械的に弾き、曲を弾くときは表現に気を付けて音楽的に弾くというのではなく、練習曲、エチュードも立派な曲なのですから、美しく、歌って、音楽的に弾くようにしたいものです。

 

動画でご紹介するCDは名人、名演奏家たちが練習曲を録音してくれています。CDのようなテンポでは弾けなくても、音楽的な表現、美しい音色など参考にしていただき、決して、練習曲を機械的に、つまらない曲としてさらわないようにしていただきたいと思います。

また、お得な価格でまとまった名演奏家の協奏曲集、Boxsetなどのご紹介、ベートーヴェンとブラームスの協奏曲のCDですが、通常は一種類だけですがカデンツァを複数種類収録した珍しいCDなどもご紹介しています。